薬剤師の転職 - 今薬剤師に求められている能力とは?

薬剤師転職│薬剤師のコミュニケーションスキルについて

「コミュニケーションスキル」というと、営業等の職種の方に必要な能力であり、薬剤師とはすぐに結びつかないイメージがありますが、病院等の医療現場において、コミュニケーションスキルを重要視する傾向は、近年非常に高まっています。
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その中で、薬剤師に求められるコミュニケーションスキルは、いわゆる「聞き上手」になるということです。患者さんから病状に関する情報を少しでも多く聞き出して、より患者さんにあった薬を提供する事ができ、結果として患者さんの服薬状況を向上させる事ができます。

また、薬局においては、医師から渡された処方箋を持ってこられた患者さんに、今までの病歴やアレルギーの履歴情報をヒアリングし、その内容から、処方箋に記載されている薬の効果に対して疑義が生じた場合、医師に対して「疑義照会」を行ないます。そのためには、患者さんとの会話で、より多くの情報を得るための高いコミュニケーションスキルが必要となります。
滋賀医科大学医学部附属病院

薬局で必要とされるコミュニケーションスキルを以下にまとめてみました。

 ①患者さんに適正に伝えられるか
 ②患者さんから情報を上手く聞きだせるか
 ③患者さんの声に耳を傾けられるか
 ④患者さんの気持ちを理解できるか
 ⑤患者さんに考えてもらえるように促すことができるか

この5項目をこなすには、言葉だけではなく、アイコンタクトや表情、会話のスピード、声のトーンなども必要だと言われています。ご存知の方もいらっしゃると思いますが「メラビアンの法則」です。

この法則では、相手にメッセージが伝わる確率は言語だけでは、10%にも満たないと言われています。言語に、うなずくなどのしぐさが加えられ、相手が聞き取りやすい声の大きさやスピードが更に加わり、メッセージを100%に近い形で相手に伝えることができるということです。

所謂、患者さんに対する思いやりの精神が前提であり、患者さんが理解できるように気を配る姿勢が必要とされます。それが薬剤師に欠かすことのできないコミュニケーションスキルと言えるでしょう。

薬剤師:私の転職(殺伐とした職場から落ち着いた雰囲気の調剤薬局へ)

私が薬剤師として初めて入社したのは、全国にチェーン店のある大手ドラッグストアでした。只、転勤が多く、転勤先によって職場の雰囲気もガラリと変わります。入社当時の職場はそれなりにゆとりもあって、勤めやすかったのですが、次に異動したところが、幹線道路沿いの店ということもあり、利用客も多く、非常に忙しいところでした。

おまけに、調剤しようにも在庫が切れていることも多く、お客様を待たせることも頻繁にありました。ですから、勿論、待たされるお客様はイライラしてますし、薬剤師側にもお客様のイライラ感は伝わってきますので、落ち着いて調剤もできない始末。

こんな状況では、調剤ミスをいつか起こすのではないか‥という不安もよぎりましたし、多くの処方科目を扱っていましたから経験は豊富でも、一つの科目について深く学びたい気持ちもあったので、落ち着いて調剤に取り組める環境を求めて転職を決意しました。

しかし、大手ドラッグストアだけにお給料は高い方だったので、その点だけは魅力的でした。なので、できるだけ現在のお給料に近いところという点も、転職の際の希望条件の一つでした。

どうやって探そうかと迷っていたとき、ネットで薬剤師専門の転職サイトを見つけました。サイトの内容を読んでみると、求人情報も多く取り扱っていて、専門コンサルタントが条件交渉も請け負ってくれると書いてあったので、一人で探すより心強いと思い、利用してみることにしました。

専門コンサルタントに、これまでの経緯を説明して希望条件を話したところ、クリニックに併設されている調剤薬局が合っているのではないか、とアドバイスされました。そして、私がこれまで扱ってきた科目と処方箋の枚数まで詳しく確認された上で、4件ほど候補先をあげてくれました。

どの候補先も魅力的でしたが、中でも特に惹かれた2社に絞って面接を受けました。どちらも在庫管理状況も徹底しており、職場の雰囲気も良くて迷いましたが、お給料がほぼ現状維持できる方に無事転職できました。お給料が現状維持に近い額になったのは、コンサルタントの方の交渉のお陰でした。